CNC プラズマ切断構成

CNCプラズマ切断には主に3つの構成があり、加工前の材料の形状と切断ヘッドの柔軟性によって大きく異なります。

1.チューブ&セクションプラズマ切断

チューブ、パイプ、またはあらゆる形状の長尺部分の加工に使用されます。プラズマ切断ヘッドは、通常、ワークピースが供給される間、静止したままであり、その長手方向軸の周りを回転します。3 次元プラズマ切断と同様に、切断ヘッドが傾斜および回転できる構成がいくつかあります。これにより、チューブまたはセクションの厚さを通して斜めの切断を行うことができ、切断されたパイプに直線エッジの代わりに溶接準備を施すことができるプロセス配管の製造に一般的に利用されます。

2次元/2軸プラズマ切断

これは、CNC プラズマ切断の最も一般的かつ従来の形式です。切断エッジが材料表面に対して 90 度になる、平らなプロファイルを作成します。高出力 CNC プラズマ切断ベッドはこのように構成されており、最大 150 mm の厚さの金属プレートからプロファイルを切断できます。

3 次元 / 3+ 軸プラズマ切断

繰り返しますが、シートまたはプレートメタルから平らなプロファイルを製造するプロセスですが、追加の回転軸の導入により、CNC プラズマ切断機の切断ヘッドは、従来の 2 次元切断パスを通過中に傾斜する可能性があります。この結果、材料表面に対して 90 度以外の角度、たとえば 30 ~ 45 度の角度でエッジが切断されます。この角度は材料の厚さ全体にわたって連続的です。これは通常、角度の付いたエッジが溶接準備の一部を形成するため、切断されるプロファイルが溶接加工の一部として使用される状況に適用されます。CNC プラズマ切断プロセス中に溶接準備を適用すると、研削や機械加工などの二次作業が回避され、コストが削減されます。3 次元プラズマ切断の角度切断機能を使用して、皿穴やプロファイル穴の面取りエッジを作成することもできます。


投稿日時: 2019 年 9 月 19 日